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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


9月例会・報告   9月13日 晴れ

横山岳(1132m)
 

参加者  L:上原、梅井、川村、名倉、磯松、上原(し)


 前日の雨も上がり亀岡は今年初めての霧の朝を迎えました。ひんやりと肌寒くいよいよ秋本番を思わせる気配、予定通り7時亀岡駅に集合、2台の車に分乗して出発、老ノ坂を越えて京都市内へ入ると予想通り快晴、京都市内を抜けて「京都東IC」から高速道路を利用して湖北の横山岳をめざす。高速料金が都市近郊を除き一律1000円の恩恵を受け「木之本IC」まで1050円はやはりうれしい・・・

 
 高速を降りて一般道の国道8号線から303号線に入り杉野農協前から左折、すると急に小雨が降り出しフロントガラスに雨粒が、このあたりは昨日の雨がまだ残っているのか、ちょっと心配しながら綱谷林道を登山口まで、白谷登山口に(9時30分)到着した頃はお天気も回復して青空、お日様が顔を出してくれた。風はひんやりの晴れ、最高の登山日和。


 9時40分「白谷登山口」を出発。横山岳は標高1132m登山口の標高が約300m、標高差830m余りほとんどまっすぐ直登の白谷本流コースを登る、駐車場にある登山道案内図に標準コースタイム3時間とある、厳しい山行を覚悟して全員気を引き締め山頂をめざす。

7〜8分ほど楽な林道歩きをして登山道に入るといきなりの急登30分程で広域林道と出会う、この林道だらだらと下り「太鼓橋」へ

「10年ほど前に登った時は林道が無く急登であったがもう少し楽な登山道だったと思う」と梅井氏。沢沿いの道を15分程で経ノ滝に着く、

沢が狭くなり急な沢歩きになると、五銚子ノ滝に出る。この滝の水流は本来細い流れのようだが、昨日の雨で水量も多く周辺の景色とマッチして美しい。

滝を越えるところは急坂で、横山岳登山の最大の難所といえる。急登だが高度はグングン上がる。途中、栃の実が大量に落ちているところがあり、あく抜きが大変な事を承知で拾った。ブナの大きな林が目につきだすと山頂に近い、
  
「あと300mガンバレ」の看板、「あと200m」「あと100m」と続く、山頂までの300mの長いこと、ほとんど息を抜くところが無い3時間の急登が続いてやっと山頂到着。


 山頂からの展望は琵琶湖方面が大きく開け、湖北の山々と琵琶湖が一望できる。

山頂で遅い昼食を取り、下山は余呉湖を望みながら南に伸びる三高尾根を下る。
 
しっかりとした道だがかなり急坂、「望横ベンチ」で美しい横山岳を望み休憩、皆ほとんど口を聞かない、鳥越峠、コエチ谷と黙々と下山、2時間掛かってやっと駐車場に到着、疲れがピークに達していました。 苦しかったがやはり湖北を代表する山、帰りの車の中でじわ〜と満足感がこみ上げてきた、山行でした。

記:上原

コースタイム
白谷登山口 → 太鼓橋 → 経ノ滝 → 五銚子ノ滝 → あと300m → 横山岳山頂
 9:40      10:30   10:45    11:15     12:22      12:45
横山岳山頂 → 望横ベンチ → 鳥越峠 → 綱谷出合 → 白谷登山口
 13:20      14:05     14:35    15:00    15:20