本文へスキップ
亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


亀岡山岳会9月例会報告  平成21年9月27日(日) 快晴

白髪岳 (721.8m)
 

参加者  L:礒松、名倉、梅井、國府、石橋、長谷川


 兵庫県篠山にある白髪岳はその端正な姿から「丹波富士」と呼ばれて住民から親しまれ県内外から訪れる登山者が後を絶たないそうだ。  朝8時JR亀岡駅を車2台で出発。国道372号線を篠山に向けて走り、JR福知山線の古市の踏切を渡り、道なりに進むと直に住山集落へ向う道があり右折して暫く進むとY字路となった。左の未舗装の道をゆっくり進むとやがて道は行止りとなり広場に着いた。ここが白髪岳登山口である(午前9時30分)。早速登山準備を終えて杉林の斜面を登り始めた。勾配はきつかったが適度に丸太の階段を設けて登り易くしてあった。更に暫く登り続けると明るい雑木林に変化してきた。午前10時5分南尾根稜線に出た。

 
 ここからは明るい雑木林の稜線歩きとなりやがて鎖、ロープのある岩場登りが暫く続くがなんなくクリア。岩場からの眺めは絶景だった。  全員無事岩場を通過して暫くは穏やかな登りが続き午前10時40分白髪岳(721.8m)頂上に着いた。頂上には二等三角点と頂上標識があった。又、頂上は大きな岩が幾重にも積み重なり、岩の上に立つと辺りは360度の展望だった、ここで昼には少し早いが昼食を兼ねた大休止とした。


 午前11時20分松尾山に向け出発、鞍部までは露岩混じりの厳しい急勾配でロープや木を掴んで体を確保しながらの下りが続いた。その後道は狭くなり緩やかなアップダウンを繰り返しながら進むと右手木々の間に白髪岳の雄大な姿が見えた。水分補給の小憩を取り暫く行くと道は一気に傾斜を増したが、我慢して登る。午後0時13分薄暗く展望のない広場に出た。ここが松尾城のあった松尾山山頂である。そのまま杉林の中を南に下ると千年杉や松尾城主酒井城主等20数基の墓の立つ卵塔場に出て、そこを左に少し登り続けると道は天神川支流の谷沿いの所々足場の悪い下りとなった。谷川を流れる水音を聞きながら黙々と下り続け、午後1時18分住山登山口に着き下山完了。後は朝車を止めた白髪岳登山口まで戻り本日の登山は無事終了した。


 リーダーとして始めての山行きだったが、皆さんの協力のお陰で無事下山できたこと、そして楽しい山仲間ができたことを心から喜んでいる。

  お 疲 れ 様 で し た 。              記:礒松