兜山(かぶとやま)(429m)
5万分の1図・園部・綾部
天気予報では寒気が入り、天候は下り坂でと言っていたが崩れること無く良い天気なので、西谷山から北へ一直線に伸びる送電線に目をやっていたので、その次に高いところはと出掛けることにする。国道9号線から須知、和田、井尻と走ったのだが、井尻との表示板を見てすぐに左折したのが悪かった、新興団地の中をグルグル回って173号線大朴へ出てしまい、又、和田の信号から9号線を西へ井尻のつもりが坂井を過ぎて水原まで来てしまい、井尻まで引き返す。今度は注意をしていたので表示板を見落とすこと無く、信号もあり井尻の集落に着く。後生大事に持っている地図が年期物、道路改修が進み路肩に軽トラックを停めて5万分の1図を広げて確認していると大型トラックやトレーラが走り抜けていく、黒い実線の田舎道が今では拡幅工事で立派な道になり、高畑と言う瑞穂の「道の駅」近く、一昨日西谷山へ行くときに通過した所にきている、またまた井尻へ引き返して井尻川の橋を渡り左岸へそこからは黒の実線通りの田舎道を上流へ、最後の民家の中庭を通ると門扉があり誰かおらんのかと戻る、村人発見「兜山」に登りたいのだと告げると、「扉は自分で開けて、又閉めといてくれたら良い、真っ直ぐ行くとイガミ谷で峠まで楽やがそこからはちょっときついで・・・近頃鹿や猪が多くて入って来られぬようにしてあるのだ」との由。
扉を開けて車を入れて扉を閉め、林道を往くとすぐに車を停めるスペース、6〜70年経た良く手入れされた杉林の薄暗い中を通り抜け、左方に大きな岩壁を見る辺りから落葉した雑木林になる、明るい日ざしがまぶしい棚田のようなところを登ると峠、mont・bellでは暑いのでヤッケに着替え、ここから右、西へ急角度で3m幅で頂上まで切開が延びている、まっすぐには登れない、ジグザグに一歩一歩と高度を上げる、悪戦苦闘の末にやっと頂上に着くが雑木ばかりが繁茂していて四囲はなにも見えぬ、往路を還る。
記 : 川勝
コースタイム
出発 峠 頂上 頂上出発 峠 下山
12:15 12:45 13:15 13:30 13:40 13:55