錫杖ケ岳(676m)
参加者：Ｌ山上 名倉 磯松 林 山中 計５名
亀岡駅７時出発、名神東ＩＣから新名神を経て伊勢自動車道の芸能ＩＣで降りる。 県道１０号を亀山方向に少し戻った椋本の街中で少し迷ったが、錫杖湖の道標を見つけ走る。安濃ダムを右に見ながら錫杖湖畔の道を進む、トンネルを２つ過ぎ下之垣内で安濃川に架かる小さな橋を過ぎた道路脇に駐車スペースがあり、既に数台が駐車していて準備中の登山客がいる。
９：３０スタート、橋を渡り右折して少し進むと「登山口入り口」の立派な木製看板が立っていて、傍らの電柱には①の道標もある。登山口を入り林道を１０分余登ると②標識がありこれを左折して山道に入る。沢に沿って薄暗い杉林を登る。 ヒノキの疎林に変わり急登を終えると尾根のT字路に出、左折した尾根で小休止する（１０：３０）。右は関への道だ。ここからは少し下ったあと頂上への急登だ、岩場や急な階段を登りきると落合との分岐があり、これを過ぎると鉄骨で出来た東屋のような休息所に着いた（１１：１０）。
ここからは錫杖湖が眼下に、その向こうに伊勢平野と伊勢湾が霞んで見える。ゆっくりと景色を眺めたのち休息所の前を右に回り込み岩場を登りきると山頂だ（１１：２０）。きり立った山頂は岩石で占められ、周囲を遮るものは何もなく３６０度の展望だ。錫杖湖が眼下に見え、南に経ガ峰や青山高原が、良く見ると高原には何機もの風車が白く光っている。西には伊賀の山々がまた北には鈴鹿の山々が累々と続いている。東には伊勢湾岸の市街地と伊勢湾が霞んで見える。爽やかな秋空
の下、景色を楽しみながら昼食を摂る。
１２：００下山開始、人気が高い山なので登山者が次々と登ってくる。分岐を右にとり落合コースを下る。急な階段道が続き沢に出ると勾配は少し緩くなる。
途中一度小休止の後、一気に下り麓の神社に１３：０５到着、駐車場には１３：１０到着した。
錫杖ケ岳は二度目の山行であったが、低山を登る楽しみをしみじみと味わえる良い山であった。
記 山上和雄
