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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


11月例会・報告   11月21日 快晴

大比叡一等三角点を踏む(848.3m)
 

参加者  L:湯浅、国府、石橋、上原、山中、林、(清水)


 ※文中の@〜Fは、地図中の@〜Fに対応

 
 定刻 8:05 京阪三条に全員が集合  8:29 叡山電車 修学院で下車 登りは雲母坂(きららざか)で下りを地図の- - - -の東海自然歩道と考えていたが、頂上付近でゆっくりし過ぎ、下り4時間は無理ということで坂本ルートに変更した。会員以外に私のキリマンジャロでの友人清水氏(埼玉在住)も同行させてもらった。


 修学院から音羽川の左岸を遡行していき橋を渡って山道に入る手前に雲母坂の歴史を説明する看板があり、「平安時代より都と比叡山の往来に利用され、親鸞なども歩いた・・・」とあった。道はだんだん侵食が激しくなり谷底を歩いているようになり、@のやや見晴らしの良いところで休憩し、京都盆地を見下ろすと真下に岩倉の国際会議場や楕円形のホテルが見え、遠方には愛宕と西山の間のやや低い所に亀岡からの霧が流れ出し滞留していた。次はAの京都一周トレイルの標識で休み女性陣からクッキーが振る舞われた。


 10:30頃にBのケーブル終点、ロープウエーの始発のある広場で下を見たが視界が悪くなっていた。そこは周囲の紅葉の中に白い山茶花が咲いていた。人工スキー場跡の左側を登り、Cの広場で昼食にした。私の持ってきた「宇宙から見た京都」の写真と眼下の風景を対比した。目の前の紅葉している樹木が何かということになりましたが、唐松ということで落着した。「三角点を踏みたい」との希望が出て、広場から杉木立を登り駐車場まで行った。そこの展望台からは琵琶湖がぼんやり見え、近江大橋やプリンスホテルが霧の彼方に浮かんでいた。駐車場左の数本のカリビアンピーノ過ぎ、舗装された坂道を登りきった右手の森の中に目指す三角点Dがあり記念写真を撮った。

すると延暦寺の鐘の音が聞こえてきてそれを頼りに、その奥のテレビ塔群を抜けて杉林をダラダラ降りて行くと検問所を通らずに阿弥陀堂に出た。そこで水琴窟を聴き、それからE根本中道を参拝していると1時になった。坂本ルートを下り始めると半分くらいは岩や砂礫の悪路が続き2時頃にFの日吉大社に着き、本日極め付けの紅葉と遭遇した。穴太積みの石垣のある坂本の町を抜けた。

2時45分 JR比叡山坂本駅解散

記:湯浅 博