綿向山(1110m)・竜王山(825.8m)
参加者 L:上原、礒松、石橋、杉本、林、小沢
12月の寒い朝、予定通り皆さん集合、本日の山行計画の打ち合わせ、意見を聞いたところ「綿向山ピストンより綿向山から竜王山を縦走したい」と言うご意見が多く、縦走する事とし、車2台に分乗、亀岡駅を7時に出発した。「京都南IC」から「八日市IC」まで高速を利用、近江商人の町「日野」を通り登山口駐車場へ、すると駐車場に大型バスが2台駐車、フロントガラスに「桑名ハイキングの会」と表示・・・嫌な予感を感じながら準備を済ませ、1台を竜王山の下山口駐車場に駐車、登山口へ戻り丁度9時に出発した。
途中ジュラ紀に堆積されたとされる天然記念物の接触変質地帯を通り15分程で登山口にある「ヒミズ谷出合小屋」に、あまりにも立派な小屋に驚かされる。ここから表参道コースに入る、登山道は植林帯のジグザク道で、単調な登りが続き三合目付近で林道と出合う、林道にはバスで来られた団体が休憩されている。ここは一気に追い越し先に進むと「あざみ小舎」があり、一息入れていると、先ほどの団体が・・・休憩もほどほどに先を急いだ。
展望が開けたところに五合目小屋が、小屋の多い山だ、本来なら良い休憩場所だが今日は先を急いだ。五合目をすぎると自然林の山道となり杉林ばかり見慣れた目には、葉を落としたナラなどの落葉樹の林が明るく、見通しも良くうれしい。七合目の行者コバをすぎ、ブナ林と展望を楽しみ、最後の頂上直下の急階段を息を弾ませ一気に登り、鳥居をくぐり頂上に出た(11:00)。
山頂は、コンクリートの大きなケルンと大嵩社の祠があり広い広場となっている。目の前に雨乞岳、鎌ヶ岳が迫り、御在所岳は雨乞岳に隠れて見えないが、鈴鹿の山並みが我々を出迎えてくれた。快晴の山頂で昼食を考えていたが・・・記念撮影を済ませ竜王山へ向った。
竜王山へ向い綿向山を振り返って見ると、ここの景色だけでもこちらへ向かって良かったと思う、くぐると幸せを呼ぶという、ブナの珍変木(幸福ブナ)をくぐり、やがて急な下りシャクナゲ、馬酔花の中を滑り落ちながら急降下となる。途中で昼食を取り、足元に注意しながら落葉を踏みしめ、アップダウンを繰り返しアカマツ林の里山的景観となるところを過ぎ、送電線の鉄塔がある見晴らしの良いピークで休憩(13:00)。
竜王山の頂上(13:30)は石が祀られ、芝の小さな広場となっている。本日2つ目のピークで記念撮影、天気にも恵まれた本日の山行、名残惜しみつつ無事、車の止めてある西明寺に下山しました。
記:上原
コースタイム
駐車場 登山口 三合目 五合目 七合目 綿向山頂 竜王山頂 竜王山登山口 駐車場
9:00 9:15 9:45 10:05 10:25 11:00 13:30 14:00 14:20
・・・皆さん、お疲れ様でした。