赤坂山(823.8m)
参加者 L:上原 梅井 礒松
予定通り、亀岡駅を6時半に出発。天気予報では北部地方は「雪」ではなく「雨」の予報・・・
とりあえず車を走らせ行ってみることにした。やはり、白髭神社を過ぎた辺りから雨が降り出してきた。嫌な感じでいたが、マキノスキー場の駐車場(8時半)に着いた時には幸いな事に雨もあがり大勢の親子連れのスキー客と、その中に混じっていくつもの登山者(グループ)が準備をしていた。我々も準備を整え8時50分出発した。
最初は昔の第1ゲレンデをスキーヤーの邪魔にならないように、夏道スタート地点にあるトイレまで登っていく、雪は朝から雨のせいもありマキノ特有の湿雪で滑りやすかった。
積雪期も基本的に夏道を登るルートを行くのですが、ここ「赤坂山」は関西地方ではスノーシューのメッカとして有名で、この日も日曜日ということもあり、多くのパーティが先行してくれているので、ルートはしっかり踏み固められ道に迷う事もない、したがって我々はスノーシューを履かずにつぼ足で登る事とした。しかし、積雪は1mから多いところでは2mはあり、先行の踏み跡を踏み外はずすと油断禁物ズボット腰まで埋まってしまった。踏み跡を外さないように慎重に登って行く。お天気は小雪が降っているのか、木の枝に付いた雪が落ちているのか?といった程度でまずまずの天気で一安心。山頂に近づくにしたがい薄日が差してくるほどに回復してきた。
周りの樹木が無くなり見晴らしの良い雪原「粟柄峠」に出た、ここからスノーシューを履き山頂まで楽しいスノーシュートレッキング、雪質も良くどこを歩いても程よく沈む、スノーシューで雪山をエンジョイしながら、丁度12時に山頂へ到着。日本海は見えないが、琵琶湖は薄いガスの向こうに望む事が出来、冬の「赤坂山」としては上々の天気に恵まれた。比較的風は穏やかだとは言え、山頂での昼食はとても無理、鉄塔のある「粟柄峠」付近まで降り、風当たりの弱いところで昼食とした。
昼食中に横を見ると山頂直下に立派な雪庇(下の写真)がある、アルプスならわかるが800mそこそこの山でこれほど立派な雪庇が出来るのは日本海に近く、風雪の厳しさを物語っている。
さすがに寒いので、ゆっくりランチを楽しむ事も無く、12時半下山を開始した、下りはスノーシューで下る者、とスノーシューをぬいで下る者と別れて下山、スキー場近くまで降りてくると、小雨が降ってきた、途中は殆ど降られる事も無くラッキーな山行であった。無事駐車場に下山。(pm2時)
小雨がふっていたので、着替えにスノーシューレンタルショップの軒先を利用させてもらった。そうしたら、そこへ何人もの人がスノーシューを返却に来られた。スノーシューに興味があり、未経験の方は、一度お試しに行かれてはいかがでしょうか・・・?スノーシュー仲間が増える事を願ってます。
女子駅伝を聞きながら、亀岡への帰途に・・・お疲れ様でした。
記 : 上原