本文へスキップ
亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


1月例会報告 1月29日(日)晴れ

綿向山(1,110mm)
 

リーダー:礒松 博司 参加者:名倉 上原 林 山中


 山頂正面から雨乞岳・鎌ヶ岳・水沢岳等鈴鹿の山並が一望出来、冬のこの時期には見事な霧氷が見られ、毎年11月10日を「綿向山の日」として多くの登山者で賑わう綿向山に登った。

 
 8時50分後幸橋駐車場に着き、凍てついた駐車場には既に多くの車が駐車しており、この山の人気の高さが伺えた。我々もさっそく登山準備を済ませて午前9時に出発し、凍てついた林道を足元に気を付けながら進んで9時25分ヒミズ谷出合小屋が建っている登山口の北畑谷林道終点に着いた。道がアイスバーンになっているので全員クランポンを装着して凍てついた雪の植林道をクランポンの爪を効かせながら快適に登り、あざみ小舎で一旦小憩し展望の素晴らしい夢さき小屋を通過した後も整備が行き届いた道を登り続けて11時5分行者堂がある7合目行者コバに着いた。ここから夏季は谷を通って水無山コース分岐から金明水を通って頂上を目指す事になるが、冬期は進入禁止となって尾根を登る事になる。
 
さっそく尾根に取りついたがそれまでとは違って強風と積もった雪がゆうに1mを超える急斜面登りが続くが、周りの木々に咲いた見事な霧氷が苦しさを忘れさせてくれる。最後の急斜面を登り切って大勢の登山者で賑わう頂上に11時45分着いた。




 快晴の山頂からの展望は素晴らしく、真近かに雨乞岳・鎌ヶ岳・水沢岳等鈴鹿の見事な山並みを寒さを忘れて暫く見入った。やがて空は快晴だがじっとしていると体が冷えて次第に寒くなってきたので、昼食を急いで済ませ、12時10分山頂を後にして雪に足を取られながら往路を下り1時22分ヒミズ谷出合小屋がある登山口まで戻って下山完了。後は林道を歩いて駐車場まで帰り着き本日の綿向山登山は無事終了した。


 快晴に恵まれた素晴らしい雪山登山でした。 参加して頂いた皆様本当にお疲れ様でした!!

記 : 礒松