湖南アルプス(田上山)
参加者 L:名倉 湯浅 川村 小沢 山中
田上山とは、滋賀・三重・京都府県境にまたがる信楽(しがらき)山地北西部の山地の総称。主峰の太神山(たいじんやま)(600m)のほか、矢筈(やはず)ヶ岳、笠間岳など500m級の山々が連なる。古代には信仰の対象になった山であり、太神山頂上には太神山成就院不動寺がある。奈良時代には東大寺大仏殿造営用材の切り出しの地で、乱伐のため植生に乏しく、現在でも巨岩の露出が著しく特異な景観をみせる。かつて水晶や黄玉(おうぎょく)石が多量に採掘されたこともあった。現在は湖南アルプスとよばれ、ハイキング客を集めている。その主峰太神山を目指した。
東海自然歩道をつめて車止めがしてある所で車を止める。アスファルトの道を少し歩き標識に従い登山道を進む、道は傾斜も緩く汗もあまりかかない。途中の道にはお地蔵さんや石にほった不動尊がある。休憩用のお堂もある。不動寺の山門には二人の童子の石像が建っている。田上山の登山道は不動寺の参道でもある。天候は青空も見えたが雪も時々舞って寒かった。頂上から下り不動寺社務所の前で食事をしようとしていたら、寺の人に「寒いので中で食べてください」と親切にも言ってもらった。ストーブのついている暖かい土間で食事をすることが出来、お茶もごちそうになった。寺のいわれのビラももらった。不動寺は大きな岩の横に建っており荘厳な感じのする寺である。三角点は建物からすこし離れたところにあった。
記 : 名倉
★ コースタイム 車止め9:45 → 山頂11:15(帰りのコースタイム書き忘れる)