三国山(876.3m)・赤坂山(823.8m)
参加者 L:上原 川村 国府 礒松 石橋 小沢 林 山中
雄踏での例会ご案内は「三国山」でしたが、せっかくなので隣の「赤坂山」も登る事として、予定通り7時に亀岡駅を車2台に分乗して出発した。京都市内を抜け、国道161号線を順調に走り、マキノスキー場を左に見て、黒河(くろこ)越の登山口を目指した。しかし黒河越林道は落石と谷川の水が林道を流れ大きく陥没して、黒河越登山口まで行けない。約1.5〜2kmほど手前に車止めが有り駐車スペースが有った。丁度9時到着。既に駐車場には7〜8台駐車され満車、仕方なしに道路脇(道幅は広かった)に車を止め、登山準備をして9時15分出発。黒河越林道を35分ほど行くと黒河越の登山口に到着、トイレ(あまり綺麗ではないが)も完備されていた。小休止をして登山道を少し行くと又林道と合流、その林道にヘビが頭を持ち上げて威嚇しているではないか、帰ってから調べたところ「ヤマカガシ」のようであった。(以下ウィキペディアより引用:ヤマカガシは「危険が迫るとコブラのように頭を持ち上げ、頸部を平たくし、頭を揺すったりし、この頸腺を目立たせることで威嚇する」とあり「奥歯の根元のデュベルノワ腺と頸部に頚腺と呼ばれる毒腺を持つ・・・」毒蛇で過去に死亡例あり)國府氏が長い杖で谷の方へ落として事なきを得たが、皆さんヘビにはご用心!!
気を取り直し、歩き出すと直ぐに登山道あり、ここからは花の山にふさわしく、まずは「スミレ」がお出迎え、その後も次々と「イワウチワ」「イカリソウ」「キジムシロ」「カタクリ」「イワカガミ」等々と、可憐な花が疲れを忘れさせてくれる。
展望の良い登山道が続き、立ち止まり遠望すると奥琵琶湖の大展望、その奥に伊吹山、さらに左の奥の方角を見ると真っ白い雪を頂いた「白山」まではっきりと見ることが出来た。コースタイムより早く三国山分岐点に到着(10時45分)、ここから「三国山」(山名の由来:近江、若狭、越前の三国の国境)へピストン、山頂に11時到着、記念写真を写して元の分岐点に戻り、「赤坂山」を目指す。
途中、花崗岩の風化した崖「明王の禿」の荒々しいガレが目に入ってくる。左手に切れ落ちており、危険なため柵が設置されている、上部は非常に風が強かったので、少し降りた風当たりの弱い所で昼食とした。
お天気も良く、展望を楽しみながらのランチタイムを過ごし12時20分出発。出発して15分で第2の目的地「赤坂山」へ到着。
山頂は大勢の人で一杯、殆どの人達はマキノスキー場から粟柄越経由のルートで登って来るようで、粟柄越への登山道は数珠繋ぎ状態、人気の山であることが伺えた。本来なら山頂でゆっくり360度の展望を楽しみたいところであるが、あまりの人の多さに早々に下山する事とした。下山は、車を取りに戻る組と、マキノスキー場へ下山する組に別れて下山、無事合流して、帰途についた。お天気と展望、さらに新緑と花に恵まれ、最高の山行でした。皆さん、お疲れ様でした。
記 : 上原
<コースタイム>
黒河越林道の車止め着(9:00)出発(9:15) → 黒河越登山口(9:50) → 分岐点(10:45) → 三国山(11:00)
→ 明王の禿 (11:45)(昼食)出発 (12:20) → 赤坂山 (12:35) 下山開始 (12:40) →明王の禿 (12:50)
→ 分岐点(13:10) → 黒河越登山口(13:50) → 黒河越林道の車止め (14:20)
★粟柄越経由でマキノスキー場への下山組は14:10ごろ下山、合流後14:45出発