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亀岡山岳会(KAC) 
登 山 大 会 報 告


第38回登山大会:報告  平成24年10月14日(日)晴れ

三十三間山 (842.3m)
 

リーダー  礒松 博司
参加者・・・会員:9名   会友:2名
  一般参加者  既存者  8名
新規者  11名


 今年の亀岡山岳会登山大会は若狭と近江の国境にあって山名の由来は諸説あるが、京都東山にある三十三間堂建立に際し棟木をこの山から切り出したとする説が有力な三十三間山を登った。

 
 午前6時30分亀岡からの参加者全員が揃った所でJR亀岡駅北口をチャーターした 山一バス(運転手:細見さん)で出発。加塚から国道372号線を走り亀岡ICから京都縦貫自動車道を進んで丹波町道の駅「マーケス」で下山から参加の5名と合流し総勢31名で蒲生から国道27号線に入り道の駅「わち」で小憩の後京丹波わちICから再び京都縦貫自動車道を走って綾部JCTから舞鶴若狭自動車道を走り終点の小浜で下りて道の駅「おばま」でトイレ休憩の後は国道27号線を東に進み三十三間山登山口の大きな案内板で右折して倉見集落に入りログハウスのトイレがある駐車場に9時10分頃到着した。

 
 さっそく登山準備を終えてA~Dの4班に分かれ9時30分順次出発し、猪避けのゲートから谷沿いの広い林道を進んで9時45分登山口に着きそのまま登山道を登って10時頃地域限定集中豪雨で荒れた登山道改修工事中の「最後の水場」で約10分程休憩し、県境稜線に向け谷を離れ尾根登りにかかった。道は植林杉のジグザグの急坂が続き緩斜面になると左に若狭湾や三方五湖が眼下に広がる素晴らしい眺望が苦しさを忘れさせてくれた。
 
一般参加の男性が体調不良でリタイアしたので石橋さんにサポート役として残ってもらい我々は登りを続け10時40分「ちょっといっぷくしませんか」の標識で休憩した後も上を目指し11時朽ちた夫婦松の展望所に着いた。ここから稜線に向けてロープが張られた急坂の登りが始まった。途中で夫婦連の妻が体調不良でリタイアする事になり川村さんにサポートをお願いして一緒に下山してもらった。川村さんによると先行者は既に全員稜線に上っているとの事で私も稜線を目指して急坂を登り風神の標識を過ぎ、アスナロとの混在林を抜けてススキが咲誇る県境稜線出た。足元が見えない程茂ったススキを搔き分けながら進んで強い風が吹いている稜線で頂上を往復して休んでいる先行者と合流した。


 

 
展望は少し靄がかかって見づらかったがそれでも若狭湾、三方五湖、遠くに青葉山が見えたが背後の琵琶湖は残念ながら見えなかった。ここで昼食を済ませて午後12時50分下山を始め往路を下って2時40分駐車場まで戻り着き登山大会は無事終了した。


 今日の丹波地方は早朝より霧が深かったので好天を期待したが、登り始めると次第に薄い雲が蔽い始めた。登りで体調を崩したリタイア者が2人出たが事故なく予定通り大会を終了する事が出来た。これは参加者全員の協力があってこそ成し得たことであると思う。来年以降も登山大会は続く。常に参加者との絆を大切にしながら会員・会友一致団結して大会を盛り上げて行きたいと思う。

参加者の皆さま御協力有難うございました。
来年以降も大会への参加を心よりお願い申し上げます。