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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


亀岡山岳会 2016年4月 例会報告
        2016(平成28)年4月29日(金)〜30日(土)

上蒜山:(最高点:1202m) (三角点:1199.7m)
三平山:(1009.8m)

 

参加者  L:礒松、川村、 石橋、名倉、秋山、上原、青山

1日目 4月29日(金) 上蒜山          写真集を見る  

 午前6時30分大陸高気圧が日本にまで張出した曇天の寒い中JR並河駅を車で出発。中国自動車道・米子自動車道を乗り継ぎ蒜山ICからR482を走って、9時48分外気温8℃の寒い上蒜山スキー場に着いた時にはお日様が顔を出し始めた。急いで登山準備を済ませて10時登山口に続く案内板まで来た道を200m程戻って牧場内に登山口へと延びている道をしばらく進んで10時27分登山口に着いた。
入山すると杉の植林の中を左に「マムシに注意」の標識を見て急坂のぬかるんだ道をコンクリート擬木の階段で上がると急に視界が開け見晴らしの良い2合目に着いた(10時5分)。2合目からはそれまでの樹林帯とは打って変って素晴らしい風景が広がり眼下に牧歌的な高原と蒜山レジャーランドが見下ろせた。
 
急坂の直登を登り続けてコースの中で眺望が特に素晴らしいと言われている8合目槍ヶ峯ピークに午後12時到着。正面にガスの帽子をかぶった上蒜山が姿を現した。そのまま我慢して急登を続け蒜山の最高地点であって中蒜山へと繋がる道が合流する1202mピークに到着した。三角点を目指して約10分程背丈を超すクマザサと灌木と格闘しながら12時32分展望のない三角点の周りだけが刈り掃われた山頂(1199.7m)を極めることが出来た。狭い山頂には二等三角点がひっそりと埋まっていた。

  
 分岐まで引き返しそのまま往路を周囲の眺望を楽しみながら下って2時55分登山口まで下り、3時18分駐車場まで戻り着いて上蒜山登山は終了した。

今夜は「久米ロッジ」に宿泊予約がしてあるので途中でスーパー「マルナカ」で食材を購入してロッジに着くや否や宴会が始まった。宴会は盛り上がったまま延々と続き夜は更けていった。

2日目 4月30日(土) 三平山          写真集を見る  

 今日は昨日とは打って変って朝から快晴。中国自動車道・米子自動車道と乗り継ぎ、蒜山ICから西へ大山道・大山広域農道・林道上川2号線と走って午前9時10分登山口手前の駐車スペースに到着。準備を済ませて9時22分登山開始。松林の九十九折れの道で山腹を巻くように登り続けると次第に周りの風景が変わり道も草原の登りに変わった。
 
 明治時代に陸軍が築いた土塁上を歩き、振り返ると大山の南壁が大きく広がっていた。10時15分三等三角点の三平山頂上(1009.8m)に到着。山頂は草原が広がり、何も遮るものがない360度の展望が広がっていた。

 
 気持ちの良い山頂からは大山の雄大な姿を始め烏ヶ岳・二又山・アゼチ・皆ヶ山・蒜山3山等素晴らしい山々を見渡すことが出来た。しばらくすると風が吹き出し寒くなってきたので10時37分往路を下り11時15分登山口まで下り着き三平山登山は終了した。後は途中で道の駅に寄り食事を摂り一路亀岡に向かった。

記 : 礒松