綿向山 (1110m)
L:上原、川村、梅井、礒松、石橋、大伴、八木、岡本、守山、吉田、藤井
秋雨前線と台風の影響で天気が心配でしたが、当日は午前中晴れ、午後からは多少崩れる予報、亀岡駅北口を3台の車で7時に出発。途中、いつもの「黒丸PA」でトイレ休憩をとり「八日市IC」で高速を降り、一般道を走り登山口に近い御幸橋の駐車場に8時40分到着、駐車場はほぼ満車の状態、登山準備を済ませ8時55分出発。 ヒミズ谷出合小屋(登山口)で登山届けを投函9時15分、ここから右に入れば水無山北尾根コースと別れるが我々は真っ直ぐ表参道コースを登ることとした。 表参道コースは良く整備されている登山道で、植林された杉林のジグザグ道を2合目の鉄塔付近まで登ると空が明るくなり、一部青空が見えてきた。10月に入ったというのにこの暑さは・・・ 風が無い、しっかりと水分補給をしながら、更にジグザグの登山道を進むと、林道と出合い3合目、その先のあざみ小舎に到着(10:10)休憩とした。
雨が多い事もあり立ち枯れの木にキノコが一杯付いている、興味のある人は味噌汁の具に(?)採取、その後も所々に色々なキノコがあった、20分ほど歩くと見晴らしの良い5合目小屋に着く(10:30)、赤い小奇麗な小屋入口の上に「夢咲鐘」がぶら下がっていた。 ここから自然林の中を進み間もなく、見事なブナの原生林の中に祀られるてある7合目行者堂(行者コバ)に10時50分到着。今日はガスがはれたり叉立ち込めたりとなかなかスッキリしない、更に蒸し暑いが順調に来ている。 夏道は右に巻いて進み8合目水無山コースの分岐、さらに「金明水」最後の水場を過ぎて、9合目を通過すると山頂直下最後の難所、コンクリートの急階段が待っている。一歩一歩ゆっくりと、息を切らし登りきって鳥居を潜ると大嵩神社の祠と、大きなケルンが立つ山頂に11時30分到着した。山頂からは霞んでいてあまり眺望は利かない、残念だ!!しかし次第に山のガスが晴れて鈴鹿の山々がかすかに見え出した、山頂で昼食とした。昼食後出発前にケルンの前で記念写真を撮り、12時05分に下山開始。
下山は、時間的にも少し余裕があるのと、会員の希望もあり天気が安定しているので、事前に予定していた竜王山経由で西明寺へ下山するコースを選択した。 まもなく展望が開け、綿向山から雨乞山への縦走路が見渡せる気持ちの良い所を進むと竜王山への分岐を左へ、ここからは想定外の難路の急斜面、雨で緩んだ土に加え、木の根が張り出し非常に滑りやすい道を慎重に下る。アップダウンを繰り返し「917m峰」を13:30通過、竜王山に14:20到着。 後は車道まで40分程の下り、今まで「ヒル」に出会うことも無く無事に降りてきたが、ここへ来て歓迎しない「ヒル」のお出迎えに会う、急いで下山するが被害に遭った。「ヒル」の被害以外は無く、全員無事に下山しました。駐車場に15:30到着。
<<コースタイム>> 駐車場(8:55)→ヒミズ谷出合小屋(登山口)(9:15)→あざみ小舎(10:10)→ 5合目小屋(10:30)→7合目行者堂(10:50)→山頂(11:30)昼食 (下山)山頂(12:05)→917m峰(13:30)→竜王山(14:20)→駐車場(15:30) ◆登り:2時間35分 ◆下り:3時間25分
記:上原