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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


4月例会・報告  平成29年4月9日(日) 天候:曇り

大文字山:(465.4m)
 

参加者  L:湯浅、川村、名倉、上原、石橋、大伴、秋山、岡本、小沢、山中、上原(し)


 2月に予定していたが雪のため延期。川村氏に相談したところ4月にということで、私は2日案、川村氏は9日を主張、「桜も終わってしまうのに」と思ったが、今年は桜の開花が全国的に例年より遅れたので、お花見のラストチャンスとなった。登山計画書を提出した。(3月末のは年齢が推定であったので、事務局から訂正があり改めて4月初めに提出)4月7日、8日も雨で当日の朝も断続的に雨、私は、「昼からは晴れる」という予報を根拠に中止連絡は出さなかった。総会で呼び掛けた時は17名の申込みだったが、最終的に11名の参加となった。 京の大パノラマを求めて、山科から大文字山へ下山は銀閣寺の一般的なコースを行く事にした。

 亀岡からの皆様は、団体で来られたので定刻前にJR山科駅に到着。
 午前10時、JR山科駅前広場に集合、当日は毘沙門堂の桜まつり、駅前は大勢の人でいっぱい・・・

 
 10時に歩き始め途中疏水の橋の手前で、上原氏の提案で菜の花畑を見た。毘沙門堂へ行く途中の疎水辺り、菜の花と桜が丁度満開で外国人も多くいた。

 
 10時30分毘沙門堂で休憩し地形図を配布、蒸し暑かったので服装の調整をした。岡本氏が元気に階段を駆け上り御朱印をもらいに行ったが、行列だったのであきらめてもどってきた。

 
 後山階陵遺跡の横を通り過ぎ、林道に入る。
 

 途中から、京都一周トレイルコースと合流、山科の市街地を望むことが出来る。(11:40)


 大文字山山頂(三角点)に12時丁度に到着、昼食は火床で頂く事にして、記念撮影、この間ずっと針葉樹林が主体だった。そこから下りで、「大」の火床

 
 大の字の最上部から京都市内が一望できる、あいにくの天候だが京都市内は良く見える、天気が良ければ大阪市内も望めると聞く。

 
 (350〜300mの高さに展開)で昼食となった。2万5千分の1の地形図には、「大」が記載されている。私の持ってきた「宇宙からみた京都」の写真、2008年5月15日観測、ALOS(陸域観測技術衛星)で眼下の風景と見比べた。今出川通りの疏水の桜並木が見事だった。京都五山の送り火のうち大の字の大きさの説明をした。火床の数75ケ所、第一画80m、第二画160m、第三画120mで改めて大きさに感心しておられた。火床で昼食タイム(12:30)

 
 送り火の日は、銀閣寺から護摩木やまきを運び上げる為に整備された登山道を下山開始。(13:05)
 火床から下って行くと雑木林になり、登りでは聞かなかった鶯の鳴き声が聞こえた。ぬかるみの道を滑らないように歩いて銀閣寺に2時前に着いた。

 
 哲学の道の桜が満開、蹴上まで哲学の道を散策して帰る、外国人がゆっくり散策している哲学の道を歩いたが、せかせかと歩く人がいて、三椏、雪柳、桜などゆっくり周囲の景色を楽しめなかった。

 
 最後に「熊野若王子神社」の入り口にある、京都の名木「梛(なぎ)」お参りした。若王子神社で岡本氏が、八咫烏の御朱印をもらえた。市営地下鉄東西線蹴上の駅で解散した。(湯浅 記)