入道ヶ岳(906.1m)(にゅうどうがたけ)
参加者 L:上原、梅井、川村、名倉、石橋、岡本 八木、青山、守山、小沢、西澤、山中
今年度最初の例会は、鈴鹿山脈の南にある「入道ヶ岳」へ行くことにした。 入道ヶ岳は、山頂付近にあるアセビの群落と、イヌツゲは、三重県指定の天然記念物に指定されており、更に山頂付近はなだらかな草地(笹原)が広がっている。またこの山は椿大神社(つばきおおかみやしろ)の御神体で山頂に鳥居、山頂から北西約300mに奥の宮に祠が祭ってある。そのアセビの花が見ごろを迎えている頃であると信じて、いつもの通り亀岡駅6時30分に集合、3台の車に分乗して篠ICから新名神を経由、鈴鹿ICまで高速道路を利用、椿大神社の駐車場に予定通り、8時30分到着した。先週の陽気が嘘のように今朝は寒い、駐車場から見上げると、鈴鹿の山は山頂付近が雪で白い、前日の雨が山頂付近は雪のようだ!!
駐車場から登山口までの間に、咲始めたシャガが道路脇に、満開をすぎた桜が出迎えてくれた。登山準備を終え、神社の脇の道から北尾根コース登山口へ、愛宕社鳥居横にある、登山届けのポストに登山届けを投函して、登山開始。 愛宕社までまっすぐ伸びる急な階段を避けて、左横にある登山道をジグザグに登り10分ほどで「愛宕社」に到着。 前日の雨と雪のため、濡れた落ち葉とゆるい土で滑りやすい急な斜面を登って行った。 9時30分鉄塔の下に到着、小休止、ここからしばらくアップダウンを繰り返し比較的緩やかな登りが続くが、大久保町分岐を過ぎた辺りから急登が待っていた、北尾根コースのなかでも厳しい登りが続き「山頂マデ1.3km」と表示の避難小屋に着き休憩。 これから先、雪解けと笹原の道があるのでスパッツを装着する事にした。小屋から先も急登が続くが、落葉樹が多く秋は紅葉が美しい所、今は葉っぱを落とし明るい山道、所々に満開になったアセビの花を見ながら頑張りどころだ!! 「通報ポイント7」を過ぎる辺りから満開のアセビの群落が出迎えてくれたが、昨日降った雪が強い風で、木に積もった雪を降らせてアセビのトンネルは冷たい歓迎もしてくれた。 北尾根に出ると、雪をかぶった「御在所岳」と「鎌ヶ岳」が飛び込んできた。ここから笹原の道、予想通りの雪解けのぬかるみ、スパッツが効果を発揮「北の頭」到着、目の前に「入道ヶ岳」風が強い、ほぼコースタイム通り、鳥居の立つ山頂に11時35分到着。鳥居には雪がついて真っ白。
平らな広い山頂付近からは、伊勢湾と御在所岳、鎌ヶ岳などの山並みを望むことができたが、あいにくこの日は今にも飛ばされそうな小雪交じりの強風が吹き、気温も低く、立っていられないほどで、早々に山頂の鳥居で記念撮影を済ませ、二本松尾根コース方面へ下山した。下山して直ぐの所に風が避けれれる笹原の広い場所が有り、昼食タイムとした。 昼食を済ませ、12時10分下山開始、滝ヶ谷分岐、二本松尾根コース登山口へと無事下山、山頂で全員の記念撮影が出来なかったので、入道ヶ岳山頂の見える登山口で記念撮影を済ませ、最後に「椿大神社」に無事下山のお参りして、亀岡へ帰りました。 アセビの花満開で美しく、天気も良かったのですが、気温が低く、風が強くて見晴らしの良い山頂を楽しむ事も、奥社へお参りする事も出来ず、少々残念な気持ちでした。次回は風の穏やかな時に再度訪れ山頂付近をゆっくり楽しみたい。 皆さん、気温が低く、風の強い1日、お疲れ様でした。
<<コースタイム>> 椿大神社(駐車場)8:35→北尾根コース登山口8:50→愛宕社9:00(北尾根コース)→「山頂まで1.3km」の避難小屋10:05→北の頭11:20→山頂11:35 山頂は小雪混じりの強風で寒く、山頂直下風がなく日当たりの良い場所を選び昼食(二本松尾根コース)下山開始12:10→滝ヶ谷分岐12:55→二本松尾根コース登山口13:40→椿大神社にお参り14:00→駐車場着14:10
記:上原