本文へスキップ
亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


8月例会報告 2019(令和1)年8月18日(日)天候:晴

蛇谷ヶ峰(901.7m)
 

参加者  リーダー:礒松、梅井、岡本、川村、藤井、秋山、西澤 、大伴


 今日は比良山系北部に位置し、山頂からの展望が360度で北に琵琶湖、東にリトル比良の山々、南に釣瓶岳や武奈ヶ岳に続く比良の山々、西には京都北山の山並が望める蛇谷ヶ峰にグリーンパーク思い出の森の中にある朽木いきものふれあいの里駐車場から暑さとの戦いに終始しながらピストンした。

 
 午前6時30分定刻通り亀岡を車で出発し、京都大原経由で8時15分登山口近くの朽木いきものふれあいの里駐車場に着き、準備を終えて8時30分「ふれあいの里」駐車場トイレ棟横から出発し、利用者で満杯状態のバンガローエリアを通過し蒸暑くて風のない中登山口を目指してしばらく歩くと右手に大きな貯水タンクが現れると向い側が登山口で登山を開始した(8時40分)。

登り始めてしばらくは自然林のなだらかな登りが続く。8時55分山頂まで1.9km地点を通過すると道は下りに転じ谷に出た(9時)。苔むした岩伝いに渡って休憩した。


 ここからの道は一気に細くて本格的な道となり、しかも階段交りのつづら折りの急登に変わった。半ば壊れた木のデッキを通過すると更に道は傾斜を増した上に全く風のない蒸し風呂状態の登りが延々と続き、とうとう体が悲鳴を上げ始めついに気ばかり焦って体が思うように動かなくなってきた。


 水分補給を頻繁に行うが直ぐ汗となって体外に出てしまうので益々ペースが落ちてきた。休みやすみ延々と続く階段を登るしかない。時間は分からないが「朽木温泉てんくう」からのコースとの標高552m分岐に着き小憩した後も急坂階段が続き、標高670m地点を過ぎると一応整備はしてあるが、一段一段が結構きつくなってきたが我慢して登り続けていると道脇にベンチがあったので思わず座り込んで休憩した(10時40分)。

ここはカツラ谷コースとの分岐だが残念ながらコース途中が崩落したままになっているらしく通行止めになっているが、下山に利用する際は柏集落まで直進する必要があるとの大きな看板があった。


 この後も稜線に出るまではまだまだきつい登りが待っていた。ようやくなだらかな平坦地に着くと山頂直下の朽木スキー場からのコースとの分岐だった。ここから山頂まで200m。最後の力を振絞って登り続けると目の前の視界が次第に開けてきた。
 11時ようやく蛇谷ヶ峰頂上(901.7m)に着いた。今まで何回となく登っている山であるが今日が一番苦しい登りであった。その為登頂の感慨もひとしおだった。確かに苦しい登りだったがそれでも標準タイム2時間のところを2時間20分で登れた。


 蒸暑い中での登りだったことを考慮すればまずまず妥当な時間だったと納得した。頂上には二等三角点と頂上標柱があり、山頂からの眺望は遠くの方は少し霞んではっきりしなかったが、

それでも琵琶湖、リトル比良の山並、釣瓶岳、武奈ヶ岳、高島の市街、朽木の集落、京都北山の山々を眺めることが出来た。

 食事を摂って11時45分往路を下山し、午後1時15分登山口に下り着き本日の蛇谷ヶ峰登山は何とか無事終了した。

登り:2時間30分(標準タイム:2時間)
下り:1時間30分(標準タイム:1時間30分)

記:礒松