1日目:道後山(1269m)・岩樋山(1271m) 2日目:三瓶山(1126m)周遊ルート
参加者 L:梅井、川村、上原、岡本、青山、守山、吉田、小澤、藤井
◆1日目:5月14日「道後山」・「岩樋山」 昨日までの雨が朝方まで残り、出発時刻を30分遅らせ亀岡駅北口に7時集合とした。車2台に分乗して出発、心配していた雨も30分遅らせたことで、出発する頃には雨がやんできた。国道423号線を通り「箕面とどろみIC」より新名神に入り、中国自動車道を走行、途中何度かトイレ休憩を取りながら「東城IC」で降り、道後山の登山口「月見ヶ丘駐車場」へ予定通り11時30分到着した。 早速登山準備を整え、案内板の前で写真撮影を済ませ、11時45分出発。心配していた天気は、快晴で我々を迎えてくれた。 少し肌寒く感じる、気持の良い低木の中をゆったりと登る。20分程で東屋に到着、一休みして出発、直に岩樋山と道後山の分岐が有り、左「岩樋山」へ登る。 12時30分笹原の360°の見晴らしの良い山頂に到着、記念撮影を済ませてから、風を避けるため少し降りた笹原で、景色を見ながらの昼食とした。 昼食を済ませ13時に出発、コルまで下り、一直線に延びる笹原の道をゆったりと登る。 「道後山」13時30分着。 ここも比婆山脈から広島の山並み、目の前にある「猫目スキー場」のゲレンデ等360°の見晴らしを楽しみ、元のコルまで下り「両国牧場跡分岐」を左に岩樋山の中腹をトラバースして分岐まで戻り、東屋で一休み、月見ヶ丘駐車場14時35分無事下山した。気持の良い尾根歩きが出来た。スキー場のトイレを利用させて頂き、14時50分、今夜の宿泊地、君田温泉「森の泉」へ向け出発。途中高速道路の利用も考えていたが、車のナビゲーションどおり走らせ、一般道のみで16時丁度に到着。
◆2日目:5月15日「三瓶山」女三瓶山➡男三瓶山➡子三瓶山➡孫三瓶山➡太平山 宿を8時丁度に出発、途中コンビニで昼食を調達して向かう。道は空いているので走りやすいし、藤色、白色と山藤が満開、桐の花、石楠花、芍薬畑と道中色々な花が咲き、退屈させない。広い駐車場のある「三瓶山東の原登山口」に9時15分到着した。 三瓶山は、「過去10万年にわたって繰り返された火山活動によって形成された巨大なカルデラの内側にあります。・・・」今日は、東の原登山口から観光リフトを利用して、その巨大なカルデラをぐるっと反時計回りで周回する予定で9時30分出発。 早速、リフトで登って登山開始、女三瓶山直下にある、展望台に10時10分到着。 雲が多く見晴らしはあまり良くないが、これから行く男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山ははっきり見えている。 少し上の電波塔の建つ女三瓶山へ、5分程でその一つ目の山頂に到着。 まず最初の記念撮影を済ませて、目の前にそそり立つ男三瓶山へ、女三瓶山から男三瓶山へのルートは、YAMAPのコース地図で点線となっている。登山口の看板にも「登山道が一部崩落し、滑落等の危険を伴う箇所が複数あります」と案内板が設置されていた。危険個所があることを覚悟しての出発となる。 一度コルまで下り急登、危険個所にはザイルが設置されている、慎重にザイルや岩をつかみ11時25分本日のメイン(最高峰)「男三瓶山」山頂に到着した。 笹原の広い山頂は風が気持ち良く360°の見晴らしが素晴しい。
男三瓶山から子三瓶山へ向かうルートは今日の周回コースの中で一番急な下りとなる。ここでも慎重にゆっくり安全第一で、扇沢分岐のコルまで下った。 コルから子三瓶山の登りもかなりの急登となるが、皆さん無言で登り返し13時15分、笹原の見晴らしの良い子三瓶山山頂に到着。 目の前に孫三瓶山の三角錐と真下に三角形の室の内池を眺めて、厳しい登りを忘れ、集合写真を撮りゆっくり休憩をした。
最後のピークとなる孫三瓶山に向け、室の内池に向かって急坂を下る。やがて風越の十字路がハッキリ見えてくるがなかなか近づかない。疲れがピークに達している。13時52分「風越」に到着。 最後の急登を登り返し孫三瓶山に14時10分到着。いつの間にか山頂を覆っていたガスも晴れ、笹原の孫三瓶山山頂から見晴らし良好となり、今日歩いてきた稜線をハッキリ見る事が出来た。どの山も山頂付近は高原台地のようになだらかな草原(笹原)となり、眺めは見晴らしい。ここからは、最後の少し急坂を奥の湯峠まで下り。 その後ゆるやかな登りの歩き易い登山道でブナ、カエデ、カラマツ林の気持の良い尾根歩きで、大平山の展望テラスに15時丁度に到着。 一般の人々もリフト乗車でここまでは登って来られる展望台となっている。イスとテーブルが有り、20分程ゆっくり休憩をして、素晴らしい眺望を楽しみ、ゆっくりとしたリフトに乗り駐車場へ、15時40分無事下山しました。 元来た道を戻り、昨夜と同じお宿君田温泉「森の泉」に午後5時丁度に着きました。 温泉にゆっくり浸かり、今日の疲れを癒し、湯上りの夕食に冷えたビールで乾杯をして楽しく疲れた一日の締めくくりをした。
◆3日目:5月16日 帰路 本日は、帰り道に簡単な山を一座登るという選択肢もあったが、高齢者は無理せず、直接亀岡へ帰ることとしました。 君田温泉「森の泉」9時15分出発、口和IC➡松江自動車道➡三次JCT➡中国自動車道➡新名神➡亀岡に午後3時無事帰ってきました。 天候にも恵まれ、楽しい春山合宿でした。参加の皆さん、お疲れ様でした。
記:梅井