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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


8月例会報告  2022年8月22日(月) 天候:晴れ

磯砂山(661m)
 

参加者 L:上原、梅井、名倉、岡本、守山、吉田、小澤、西澤


 コロナ感染拡大により、夏山合宿に宿泊する予定の山小屋も一時期閉鎖、静かな山までコロナで汚染されいる。その結果、夏山合宿を延期せざるを得なくなった。その一方、連日の猛暑で高齢者は熱中症対策として、「自宅でエアコンを効かせておとなしくしているように」と報道があったりで、出歩くのもどうかと自嘲気味の鬱々とした日々、久しぶりの山行となった。

 
 例会の予定は21日(日)であったが、当日は午前中大雨の予報が出たので、急遽一日延期する事にした。幸い、22日は朝から天気に恵まれ、青空の下、亀岡を7時30分に出発、道の駅「和」でトイレ休憩をして「丹波わちIC」から「京丹後大宮IC」まで京都縦貫自動車道を利用、峰山町を通り登山口の「羽衣茶屋」に9時55分到着。

 
 登山準備を済ませて、10時08分出発、「登山口まで310m」の表示、暫くアスファルトの道を登って行くと登山口に10時15分に到着。
 
 ここから登山道となるが、ここからの登山道は山頂まで1000段の階段が待っている。距離的には短いが、比較的急登な階段が続く事で有名な登山道となっている。

 
 登山口から暫く登ると、東の常吉からの峠に出る。峠からは南北に道がある。南には伝説の女池があるが、帰りに立ち寄るとして山頂を目指す。

 「頂上まで780段」の表示を通過、10時40分「頂上まで500段」のところで一休み、中間点でしっかり水分補強を済ませ、またまた階段を登る。
 
 「頂上まで250段」を通過、最後の踏ん張りどころ「南無妙法蓮華経」の石碑を過ぎると山頂の展望台が見えてくる。11時丁度山頂に到着。

 
 一等三角点の山頂には天女のレリーフがあり「いさなご山頂 661メートル 日本最古の羽衣伝説 発祥の地」とある。山頂は細長い形で、展望台が有り、展望台からは360°遮るもののない展望が素晴らしい。
 
 大江山連山のなだらかなスロープと丹後半島の山々、その間に天の橋立。北には日本海が広がり、久美浜の小天橋がかすかに見えている。

 記念撮影を済ませ、気持の良い山頂で早めの昼食と、十二分に楽しむことが出来た。

 
 12時丁度に下山を開始、下りは楽なはずだが階段の下りは結構つらい。
 
 12時30分峠に到着、ここからまっすぐ南へ、女池へ立ち寄る。杉やヒノキの大木の中に光る女池を見いだすことができる(右)。小さな池で、水浴していた天女の羽衣を隠し、帰れなくなった天女を妻としたという羽衣伝説の残る池だ。そのようなイメージとはほど遠い小さな暗い池である。(伝説は写真をクリック、大きく見れます。)
 
 峠まで戻り、登山口へ下山「羽衣茶屋」に12時55分無事下山しました。
 久々の山行、お疲れ様でした。

<<コースタイム>>
羽衣茶屋10:08→登山口10:15→峠10:23→頂上まで780段10:27→頂上まで500段10:40→頂上まで250段10:47→山頂11:00(昼食)12:00→峠12:30→女池12:35→登山口12:50→羽衣茶屋12:55

記:上原