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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


例会(夏山合宿)報告 2022年9月9日(金) 天気:雨

「剣山」(1955m)「次郎笈」(1930m)
 

参加者  L:上原、梅井、岡本、守山、吉田、小澤、西澤


 9月7日〜9日に予定していた夏山合宿「立山三山」は、台風11号の影響で中部山岳地帯は大荒れの予報、仕方なく立山への合宿は中止を決定。しかし、このまま中止では寂しいので、台風の影響を受けない山域へ行こう!!
と言う事で、四国第二の高峰「剣山」と「次郎笈」の稜線歩きを楽しみに計画変更した。

 
 9月9日亀岡を6時20分出発、国道423号線で「箕面とどろみIC」から新名神・山陽道・明石大橋・淡路鳴門道・大鳴門橋・徳島道を経由して「美馬IC」へ
 
途中は雨が降ったりやんだりしていたが、美馬IC周辺は、雨も止み、道も乾いていた。ちょっと期待して、国道438号線をどんどん登って行くと、次第に雨が降り出し、所々ガスも出て来た。雨の中、登山口の「剣山見ノ越駐車場」に11時10分到着。

 
 幸い、屋根のある駐車場に車を止める事が出来たので、雨に濡れる事無く準備出来た。
 久しぶりのレインウエアを着ての出発となった。「次郎笈」へ縦走する予定で、リフト利用する事とした。見ノ越のリフト乗り場11時40分出発。

 西島駅まで約15分の乗車、リフト沿いには、見たかった天然記念物の「キレンゲショウマ」の咲いた後が・・・西島駅到着。全員揃って12時丁度に登山開始となりました。
 
 頂上まで、色々とコースがあるが最短コースの階段を登り始める。15分程で「刀掛の松」に着く、分岐路に「枝折神社」という小さな祠がある。

 
 モミ林を抜け、暫く行くと「剣山本宮」の鳥居が有り「剣山本宮宝蔵石神社」に着く、お参りをして直に、山頂小屋下に出る。頂上ヒュッテの右横を登ると、測候所のアンテナ下に出られる。

 
 付近一帯は広大な草原状で、お花畑(残念ながら花の時期は終わっていた)の間に遊歩道が延び、その先が山頂である。
 
 本来なら、これから行く「次郎笈」の美しい稜線や、三嶺の山並みが広がっているのが望めるはず、今日は生憎の天気で何も見えない。

 気を取り直し、山頂で恒例の記念撮影を済ませて、ちょっと遅い昼食とした。昼食を済ませてから、一応「次郎笈」へ向かう事とした。
 
 天気が良ければ、気持の良い稜線歩きになるはずが、何も見えない。鞍部まで一気に下っている。西島への分岐点に到着、ここは「二度見展望所」らしいが、二度見どころか一度も見えない。
 
 ここで「次郎笈」へ行くのは断念、下山する事とした。下山ルートはこの分岐からは、剣山西面を迂回するように進む。モミなどが茂る樹林帯を進む、右側の斜面にはトリカブトの群生地が有った。

 足元に気を使いながら、緩やかな下降を続け、休憩舎で一休み。

 西島駅に14時25分到着、登り同様リフトを利用して下山、見ノ越に14時45分無事下山しました。

<<コースタイム>>
見ノ越11:40→西島駅12:00→刀掛の松12:15→剣山本宮12:35→12:50剣山山頂(昼食)13:10→分岐13:30→休憩舎14:00→西島駅14:25→見ノ越14:45

記:上原