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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


例会報告 2023年1月20日(金) 天候:晴、寒冷

音羽山(593.2m)
 

参加者  L:湯浅。梅井、岡本、西澤、長谷川、上原、大伴、川村の8名


 十年一昔とは、よくいったものだと思うようになりました。前回私がリーダーを務めてこの山へ行ったのは、2013年2月10日のことでした。この十年で私の体力は落ち特に登りは、出発して間もなくから遅れ皆様に激励を受けることとなった。

 
 当初の日程を私の都合で変更してもらう件もあり、12月15日の集会で具体案を提案すべく準備しましたが、12月17日にダイヤの改定があり、前日の1月19日に時刻の変更を告げました。この間上原さんには随分お世話になりました。おかげさまで亀岡組が8時台に1本しかない浜大津行き二条発8時21分に乗られ、私は京阪三条で合流し集合時間の前に全員が京阪京津線の大谷駅に集まれました。下車すると久々の底冷えを感じました。
 
 この駅は無人駅でしたので旧東海道を5分ほど歩き逢坂の関跡に行きました。そこは腰掛やベンチが設置されトイレもありました。



 蝉丸、三條右大臣、C少納言の三名の歌碑がありました。三名全員の和歌と地図を載せた資料を配りました。

 
 蝉丸神社(村社)まで戻り途中二軒のうなぎ屋に未練を残しつつ、いきなり神社の石段を登り右折れして本殿で山行の無事を祈願し、本殿右横の狭い道を進んで行きました。
 


 倒木もあり右側の路肩が崩れ落ちそうでしたが、間もなくして大津長等公園からの東海自然歩道と合流しました。

 国道1号線を跨ぐ陸橋を渡ると早速鉄の階段を上って山道になり、そこでトップを梅井さんと交代しました。

 
 しばらく山道を歩き土止めをした階段に差し掛かりました。私はじりじり遅れ出し最初のベンチのある休憩場所でやっと皆さんに追いつきました。
 
 そこからまた登りで次はNO.9ポイントで休み、皆が防寒服を脱げるくらいに体が温もってきました。その後石の手すりのある階段を登り広い尾根道に出ました。しばらくは快適で右側に金網の柵があり管理用の道路を隔てていました。
 
 道の脇に霜が降りていてNO.8で道が左右に分れ右の道はテープが多くぶら下がっていて、左は下り道でした。道標はあったのですが指示がはっきりせず先頭は右へ行きました。上原さんがスマートフォンで調べてくださったところ追分に行く道と分かり、皆をよび返し左の道を行くことにしました。下見の時もどっちかなあと迷い結局左へ行ったことを思い出しました。皆様には申し訳ないことをしたと反省しています。

 
 少し行くと開けた所に出てそこが路傍休憩地でした。

 そして11時頃頂上に到着しました。そこは真上に送電線が走っていてまるでロープウエイのように見え、正面に双こぶの比叡山、その向こうに白い比良山地が続いていました。右側には琵琶湖が広がり、手前に近江大橋が架かっていました。左側は音羽山の山腹に新幹線のトンネルが貫通し列車が吸い込まれて行きました。

 山科盆地、京都盆地の西側のはるか向こうに愛宕山が望めました。

 三角点と山の看板の後ろに女性陣を前列にして二列に並んで記念写真を撮ってもらいました。昼食は少し下がった風除けの樹木のある山道の脇で摂りました。晴れてはいましたが寒く11時30分には下山することになりました。
 
 パノラマ台や牛尾観音への分岐を経て、標識があり左折れして石山への道を下りました。手すりがあるとはいえ階段は、あまり手入れがしてなく針葉樹林を抜け、ようやく人里が近い景色になり、山肌の岩盤を穿った水路沿いに下って行くと左側に大きなため池が見えてきました。
 
 金網に懸けてある「幻住庵・石山寺」の標識を見落とさないように注意して歩き、左折れし両側が篠竹で遮られた道を行くとやっと人家が見え、舗装道路になりその脇道の水路沿いを歩きまた前の道路に合流し、しばらく行くと京阪バスが停まっていました。
 
 時間は1時30分、そこはバスの始発場所で運転手さんによると1時34分発ということでした。予定ではもう少し先の幻住庵まで行くのでしたが、西の方の空に雲も広がってきましたので乗ることで皆の意見が一致し乗車しました。11分で石山駅に着きましたがその間ずっと貸切でした。一気に登り、下りの長いコースでしたが皆様完歩でした。この報告を出すに当り地図や写真は、上原さんの全面協力を得て挿入できました。いつもながら十分感謝しています。

<<コースタイム>> 
大谷駅(9:00)⇒逢坂関跡(9:10)⇒蝉丸神社(9:20)⇒陸橋⇒東海自然歩道No.9(10:10)⇒No.8(10:30)⇒頂上(11:00〜11:30)、昼食⇒パノラマ台⇒石山への分岐(12:00)⇒国分団地(13:30)、
バス13:34発⇒JR石山駅、午後2時頃解散。所要4時間30分、10.8km
追記;十年前の雄踏第234号(2013年4月)より、音羽山は宇治郡誌によると、一に牛尾山ともいい本郡一の名山とあり、紀貫之が古今集に「秋風の 吹きにし日より 音羽山 嶺の梢も 色つきにけり」と詠んでいる。紀友則の歌もある。

記:湯浅