洞谷の林道
参加者 L:井木、川村、守山、吉田、小澤
何年ぶりかのリーダーで猛暑が予想されるので、行き先を矢筈山から美山町の洞谷林道に変更、集会にて通知する。
7時には5名の参加者全員が集合し、少々狭いが車1台で洞谷に向かう。美山を北上し、中風寺に。案内板・道標に導かれ洞谷林道に到着する。8時10分。
林道入口少し手前の左にスペースがあり、駐車できる。
林道入口にはチェーンがかけられ、一般車両は入れないようになっている。
身支度を整え歩き出す(8時20分)。
美山の谷間のためか、あまり暑さは感じず、気持ちの良い山の空気に触れる。
林道は意外と傾斜がある。少し進んでいくと左の谷側は徐々に深くなってくる。しばらくすると、聖ヶ谷の滝、本谷をのぞき込むと吸い込まれるような深い谷である。山側も険しく切り立った崖であるが、林道で歩きやすく、谷のさわやかさがある。
そうしていると「音谷歩道入口」の看板が目に入る。横には「いかなる事も一切の責任は負いません。」の告知。5年ほど前に、観光対策か地域おこしで「洞谷遊歩道散策」が大々的に広報された。一般的に谷は非常に危険度が高く、洞谷を散策することは考えられなかった。美山町道の駅で「散策ガイド」をたずねると、今はやっていませんとの事であった。
今日は谷には下降せず、あくまでも林道歩きとして進む。
少し進むと林道から音谷(落差65m)の全貌を見ることが出来きる。
谷沿いの林道も終わり、右洞峠の道標に従い、林道から左への旧道を行く。徐々にルートも荒れているので、洞谷峠はあきらめ、戻り、左への分岐の沢で昼食とする。
暑くなる前に下る。深い谷と滝を見ながら、一気に下り、駐車場に戻る。11時11分
山岳会創設時には、冬季でも洞谷に入っていた。次回は、沢登りはできないだろうが、沢ハイクで再度訪れたいものである。
記:井木