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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


8月例会報告 2023年8月6日(日) 天候:晴れ

洞谷の林道
 

参加者  L:井木、川村、守山、吉田、小澤


 何年ぶりかのリーダーで猛暑が予想されるので、行き先を矢筈山から美山町の洞谷林道に変更、集会にて通知する。
 7時には5名の参加者全員が集合し、少々狭いが車1台で洞谷に向かう。美山を北上し、中風寺に。案内板・道標に導かれ洞谷林道に到着する。8時10分。

 林道入口少し手前の左にスペースがあり、駐車できる。


 林道入口にはチェーンがかけられ、一般車両は入れないようになっている。

 身支度を整え歩き出す(8時20分)。
 美山の谷間のためか、あまり暑さは感じず、気持ちの良い山の空気に触れる。


 林道は意外と傾斜がある。少し進んでいくと左の谷側は徐々に深くなってくる。しばらくすると、聖ヶ谷の滝、本谷をのぞき込むと吸い込まれるような深い谷である。山側も険しく切り立った崖であるが、林道で歩きやすく、谷のさわやかさがある。


 そうしていると「音谷歩道入口」の看板が目に入る。横には「いかなる事も一切の責任は負いません。」の告知。5年ほど前に、観光対策か地域おこしで「洞谷遊歩道散策」が大々的に広報された。一般的に谷は非常に危険度が高く、洞谷を散策することは考えられなかった。美山町道の駅で「散策ガイド」をたずねると、今はやっていませんとの事であった。
 今日は谷には下降せず、あくまでも林道歩きとして進む。
 少し進むと林道から音谷(落差65m)の全貌を見ることが出来きる。
 谷沿いの林道も終わり、右洞峠の道標に従い、林道から左への旧道を行く。徐々にルートも荒れているので、洞谷峠はあきらめ、戻り、左への分岐の沢で昼食とする。
 暑くなる前に下る。深い谷と滝を見ながら、一気に下り、駐車場に戻る。11時11分
山岳会創設時には、冬季でも洞谷に入っていた。次回は、沢登りはできないだろうが、沢ハイクで再度訪れたいものである。

記:井木