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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


9月例会報告 2023年9月17日(日) 天候:晴れ時々曇り

北播磨最高峰の山 千ヶ峰:(1005m)
 

参加者  L:青山、梅井、岡本、守山、吉田、藤井、西澤、長谷川 計8名


 集合時間の間違いもあったものの、7時半前に集合して、亀岡駅より2台の車で出発。天気は良く、これは暑さに悩まされるだろうと思いながら、車を走らせる。丹南篠山インターからから若狭舞鶴自動車道へ。西紀で一旦トイレ休憩をし、播但道を進む。

 
 市原峠に近づくも、「通行止め」の看板。何か月か前の豪雨によって、道が崩れてしまっているのだろう。これ以上は進めないという判断のもと、@三谷から登る A近くの山へ変更 を検討する。空は少し雲がかかっており、余計に不安をあおる。

 折角来たのだからと、三谷から登ることとする。自動車で数分、三谷登山口の駐車場へ到着。4,5台の車がすでに到着していたことから、数名はきっと市原ルートをあきらめてこちらへ来たのだろうと予想する。


 9時45分、準備を整えて、いざ出発。相変わらず道は険しく、初めの30分がとてもきつい。
 
 谷からは水のせせらぎが聞こえ、辛さを少し和らげてくれる。

 谷を渡る橋は立派なものに架け替えられており、この山の人気がうかがえる。


 一旦小休憩。みんな相変わらず健脚であまりお疲れでないご様子。曇っていた空から少しずつ太陽が顔を出す。下山していた若い男性に声をかけると、「早朝から登ったものの、頂上の景色がよくなく、しばらく居座っていた。下山開始すると、ところどころ雨が降っていた」と耳にする。「どうか、私たちが登って下りてくるまでの間だけ、雨は降りませんように。」そう祈りながら、また足を一歩前へと踏み出す。


 杉の木の間をひたすら上り続け、その杉の根が階段のような役割をしてくれている。下から上を眺めるとなんと急なことか…。下山が辛くなりそうだと頂上へ到着する前に余計な心配をする。とは言え、豪雨で荒れているかと思っていたが、そうでもなく、健脚組は颯爽と頂上を目指す。

 D山頂まで700m35分の表示板が過ぎ「岩座神コース」の出合いで休憩、最後のひと踏ん張り!


 そうこうしている間に11時45分に到着。

 頂上は360度見渡せる晴天とは言い難いものであったものの、良い天気。

 各々に昼食をとり、さぁ、また下山(12時30分)。

 はぁ、結構足が痛いのですが…。慎重に、慎重に。足場がよいところを見つけて、降りる。

 帰り道「もみの木」かもしれない実のなった木を発見。「かやの木」であることが判明。榧は生育がとても遅い木で、ナツメの果実くらいの実をつけるのに数年から10年ほどかかると言われているようです。榧材は強度が高く、主に高級な碁盤、将棋盤の材料と使用され、使い込むほどに渋い飴色の光沢を放ち始めるそうです。山に行けば、いろいろな発見があると思った一日。

 そして駐車場へ到着14時15分。無事下山。帰る支度をして、車に乗り込む。途中、コンビニに立ち止まり、それぞれ好きなものを購入して井戸端会議。さぁ、亀岡に帰りましょう。
 久しぶりの標準ハードコースの山登りでしたが、やっぱり『山が好き!』

<<コースタイム>>
三谷登山口9:45→@山頂まで1300m 10:03→A同1200m 10:16→B同1000m 10:35→C同770m 10:49→D同700m 10:59→岩座神コース出合い11:05→E同300m 11:27→11:45山頂(昼食)12:30→岩座神コース出合い13:03→三谷登山口14:15

記:青山