本文へスキップ
亀岡山岳会(KAC) 
個 人 山 行 報 告


個人山行報告 2023年10月28日(土) 天候:快晴

兵庫・相生 天下台山(テンカダイヤマ)(321m)
 

参加者  L:川村、梅井、上原、大伴、岡本


 最初は、前日27日(金)に登る予定を、天候予報の影響により翌日に変更した。今回は、少し距離があるが、兵庫・相生に向かう。海を見下ろす霊山でハイキングでは、人気の山である。標高は321mと低山なるも、累積標高差は約480m程あり、それなりの魅惑の山並みである。

 朝7時半に集合し5名車1台で出発する。犬飼から整備工事の進む423号線摂丹街道を進む。8時8分「箕面とどろみIC」から新名神高速道路に入る。神戸JCTから山陽自動車道を一路西へ向かい、「龍野西IC」にて高速を下りる。I・C利用者はS・Aに入れなかったので、I・Cを出たところで9時10分休憩とした。県道121号線から住宅街を抜け那波野東交差点へ。此処にはコンビニが2軒ある。9時25分ローソン相生コスモス店に入り昼食を調達する。

 
 住宅地を通り岩屋谷公園の案内に従って進む。山手にある共同墓地横の岩屋谷公園無料駐車場へ9時35分到着した。20台程度が駐車可能のようで多くの車が駐っている。
 
 登山準備中にも12〜3人のパーティーの車が入った。9時45分岩屋谷コースから登り始める。駐車場から階段を昇り公園に入る。

 グリーンスポーツ施設案内図(天下台ハイキングコース)看板を見て、公園の遊歩道を進む。広い穏やかな道が続き、緩やかに登って行く。傍らを沿って流れる岩谷川には殆んど水流がない。
 
 暫く進むと9時57分岩谷川を堰き止めた岩屋谷池が現れる。堤には改修工事碑が建ち、山柿の実が熟れている。大きく拓かれた擂り鉢(スリバチ)状の底には濁った水が少し溜っていた。

 西側の山並みを見上げれば、後程向かう、トンビ岩を青空の下、見渡すことが出来た。先へ進むと「お花畑」があるようであるが、本道に戻り進む。

 
 広い整備された、遊歩道が続き、所どころに4〜5人が座れる程の大きなベンチが沢山設置されている。藤棚も作られていた。道は階段に変ってきて、これが長く続く。
 
 「頂上まで850m」の道標を過ぎた辺りに東屋がある。手前の登山道にて少し休憩を入れる。
 
 なおも続く階段を登り切り「馬場坂地蔵・東尾根」方面への分岐附近からは、少し緩やかな尾根道となるが、頂上まで300mの道標があり、僅かな進捗で再び階段状山道となる。始まる手前のベンチで休憩をとる。
 
 何度も、下山する登山者と出会うが可成り軽装な方も多い。手軽に登山が楽しめる山で、休日には、多くのハイカーがあるようである。沿道には満天星(ドウダンツツジ)が多く見られた。三ツ葉躑躅(ツツジ)もあり春には、賑やかな花園になりそうである。此の地域には積雪はないようだが、真夏は相当暑いと思われる。
 
 登り切ったところが頂上で10時55分辿り着いた。岩塊の広い頂上には、三角点があり、天下台山案内板があり、水戸大神(ミナトオオカミ)の石塔が建つ。

 黄色く塗られた馬蹄形の方位盤もある。好天に恵まれて素晴らしい眺めである。広々とした頂上からは遠くまで見渡せる。遥か彼方点在する島々に、瀬戸内の海がキラキラ光っていた。爽やかな風に吹かれていると、登り階段の辛さも忘れ暫く景色を堪能する。


 記念写真の後、南へ下る。整備された登山道には、傍らに野茨(ノイバラ)が赤い実を付け、高野箒(コウヤボウキ)・千振(センブリ)・吾亦紅(ワレモコウ)・竜胆(リンドウ)と代表格が顔を揃え秋真っ盛りである。下った先のベンチのところから右へ折り返し、分岐を左に東尾(ヒガシオ)の展望台へ向かう。案内板には、展望台東屋(アズマヤ)へ約2分とあったが・・・11時22分到着した。
 
 東屋(アズマヤ)脇には、海岸線の山に多く見られるという木斛(モッコク)の木に紫赤色の美しい実が鈴生(スズナ)りで、小鳥が来て囀(サエズリ)りながら啄(ツイバ)んでいた。ここで昼食とする。此処からの眺めも素晴らしい「相生火力」なのか湾内対岸の景色も見渡せる。見晴らしのいい山は印象に残る。何処までも突き抜ける空漠(クウバク)の旻天(ビンテン)に、ガクガクと五月蠅(ウルサ)く嗤(ワラ)っていた自慢の足も、そんな苦労はスッカリ忘れて長閑(ノドカ)に過ごすこととなった。


 昼食を済ませゆっくり閑談(カンダン)の後、長居(ナガイ)をした東尾の展望台を後にして12時00分下山する。展望台への登りの途中に案内の出ていた「獅子岩(シシイワ)」へ立ち寄る。余り人が入っていないのか、狭い山道を蜘蛛(クモ)の巣(ス)を払いながら少し下る。然程(サホド)かからず僅かな時間で到着する。山肌に出っ張った大きな岩の傍らの木に「獅子岩」の札が取り付けられている。その気になれば獰猛(ドウモウ)な獅子にも猪(シシ)にも見える。本道へ戻り分岐地点を両側から灌木で覆われそうな道を下る。
 
 次の分岐地点を登り返すと、水戸大神(ミナトオオカミ)への分岐がある。小さな社殿だが、頂上直下の水源池に祀られていて、天下台山にとっては重要な場所である。朱の鳥居(トリイ)を潜(クグ)って石段を登ると右に弁財天(ベンザイテン)を祀った祠がある。大きな岩が祠に覆い被さっている。一段上が水戸大神(ミナトオオカミ)の社殿で同じく大岩に囲まれていた。神妙に参拝し本道に戻る。
 
 少し登り北尾根登山道へ左折する。ここからは山道となり露岩も出てくる。少し登り返しピークを越え253m地点を通過する。脇に烏帽子岩(エボシイワ)があるが、ここには寄らず露岩帯を進み尾根の西を回り込んで進む。ピークを越える下山道には急坂も出てくる、少し道を反れると展望がよく相生の町並みや新幹線路線を見渡せる。鞍部に「古墳への分岐」案内が出てくるが、途中で道が不明瞭になるようで入り込まない方がいいとの案内を記憶している。

 正面登り返して間もなく、特徴的なトンビ岩がある。岩上に立つことも出来た。
 
 南側から見ると成程鳶(トビ)の横顔のような形をしている。との事だが?・・・この岩もトンビと信じて眺めれば、もう鳶(トンビ)にしか見えない。

 
 少し休憩の後北へどんどん下る。急坂も多く出てくる。途中、一人の高齢の登山者風の方と出会ったが、北尾根を下山する登山者は少ないようである。送電線鉄塔が建つピークを越え「古池水源池」の案内板を過ぎると緩やかになってきて、北尾根の末端部となる「北尾根登山口」の墓地の横に13時43分下山した。

 住宅地の路地道を戻り岩屋谷公園下の駐車場へ13時48分無事戻った。天気予報どおり今日は20度を越える気温のようである。汗を拭い身仕度を整え14時02分帰路につく。
 来た道を戻る。住宅街を抜け121号線を通り「滝野西IC」から山陽自動車道に入る。途中「権現湖PA」にてトイレ休憩をとり、精算する。新名神高速道路「箕面とどろみIC」を出て摂丹街道423号線を戻る。亀岡には15時50分到着し、解散した。
 お疲れ様でした。

<<コースタイム>>
岩屋谷公園駐車場9:45 〜 岩屋谷池9:57 〜 (東屋付近休憩)10:28 〜 天下台山山頂10:55 〜 11:22東尾展望台(昼食)12:00 〜 獅子岩12:05 〜 水戸大神12:30 〜 北尾根道烏帽子岩(253m)ピーク13:00 〜 トンビ岩13:22 〜 鉄塔13:30 〜 北尾根登山口13:43 〜 岩屋谷公園駐車場13:48

記:岡本