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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


例会報告 2023年11月5日(日) 天候:晴れ

西脇市最高峰 西光寺山(712.7m)
 

参加者  L:名倉 梅井 川村 上原 大伴 小沢 吉田 守山


 ※当初、蛇谷ケ峰の予定でしたが観光シーズンであり京都市内は混雑が予想されるので、西脇市の最高峰「西光寺山」へ変更した。

 
 亀岡駅7時集合、車2台に分乗して、西脇市の中畑林間ファミリー園の駐車場に駐車。
 
 駐車場に登山口があり、そこから登る。ファミリー園は野外活動センターのようである。広い駐車場や広場、トイレがある。

 上りはじめは、緩やかな登りである、炭焼き窯が少し登ったところにあった。「どうだんツツジ」が綺麗に紅葉している。
 
 「御宝塔登山道」と刻まれた石柱があり、岩場の厳しい登山道がある。
 
 さらに行くと「こぐり岩」と呼ばれる岩があります。手前には鳥居のような石柱が建てられ、間にはしめ縄が張られている。この岩は御神体として祀られているようです。

 さらに行くと「うばめがし」の群落があります。本来「うばめがし」は海洋性植物でこのあたりは海辺だったのではと立札に書かれていた、さらに行くと頂上です。
 
 山頂には祠があり、東屋もあります。頂上からの眺めはよく360度眺望出来る。明石大橋も見えるらしい、今日は「もや」がかかって見えませんでした。


 少し早いが頂上の東屋で昼食。少し休憩し下山とする、同じ道を下山する。
 
 今回の道は「金鶏伝説の道」とありましたが「金鶏伝説」の内容はよくわかりませんでした。山頂から南へ下るルートの途中には、この山の名前の由来となった、西光寺跡があります。天台密教の聖地、西光寺は度重なる戦乱で焼けてしまったそうで、今はその姿がありません。

 
 炭焼窯に炭焼の準備をしている人が居られたので「うばめがし」について説明受ける。ウバメガシの特徴は、葉っぱは小さく、若い木は表面に軽く縦じまが入っている程度だが、年を重ねると人間と同様、皺が増えて写真の様に段々表面の凹凸が出来てくる。成長が遅く炭の素材としては最高級品である。と聞きました。

 
 もう少し早く、この山を知っていたら、登山大会に丁度良かったかも?などと話をしながら、13時16分登山口のファミリー園に無事下山しました。
 皆さん、お疲れ様でした。

<<コースタイム>>
ファミリー園発8:49→こぐり岩9:32→山頂10:40(昼食)発11:35→こぐり岩12:30→ファミリー園着13:16

記:名倉