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亀岡山岳会(KAC) 
個 人 山 行 報 告


個人山行報告 2024年8月24日(土) 天候:快晴(猛暑日)

多紀連山 筱見四十八滝 下見登山
 

参加者  L:小澤、上原、吉田、岡本


 9月例会のための下見登山を実施した。サンスポーツ駐車場へ8時に集合し、車1台4名にて出発する。途中、ローソン稗田野町店にて昼食を調達する。372号線篠山街道を西へ進み、福住交差点から173号線に入り北へ進む。
 
 細工所交差点を越え、左に「筱見四十八滝」の案内標識を確認し左折、川を渡る。道路脇にある案内板に沿って進み8時50分東屋やトイレ設備のある駐車スペースに到着した。


 筱見四十八滝は、丹波篠山五十三次に数えられ、三嶽・小金ヶ嶽に並ぶ多紀連山県立自然公園に含まれる。多紀アルプスの水を集めた谷川が断崖層に多くの滝をつくり、始終(シジュウ)滝の水が流れていることから「四十八滝」と呼ばれるようになったと言う。名のある滝は八滝である。


 身仕度を整え9時10分出発する。コースを検討し滝めぐりコースから登山道を進むこととする。コースタイムは1時間とあった。同時に5〜6人の高齢者パーティーがあり言葉を交わす。
 
 谷筋を登ると間もなく、3m程の水が流れ落ちる「手洗滝」と称される地点の岩場に辿り着く。先ずは「手を洗え!」と云うことなのか?先に現われる辨財天の手水舎替わりかも知れない。滝を廻り込んで濡れて滑りそうな、鉄分で赤い岩肌をよじ登る。
 
 岩場を進むと、7〜8mの岩盤から舐めるように流れ落ちる「肩ヶ滝」、脇の岸壁には祠があり辨財天が祀られていて「弁天滝」とも言われる。登山の無事を祈願して先へ進む。

 
 大岩を抱き込むように張り出し入り組んだ杉の根に掴まりながら険しいところを登る。山腹を廻り込んで進むと縦走ルート小倉タワ(山へんに定)との分岐案内があり登って行くと「長滝」の案内板がある。
 
 ここは、道を少し下った先にあり、木立ちの狭間から少しの水が流れ落ちるのを認めて、登山道へ戻り少し休憩した。
 
 先へ進むと間もなく鎖場が出てくる。邪魔なストックを上へホリ投げて、鎖を掴み張り出す根っ子に頼りながらよじ登る。崖には水苔がビッシリ生えていた。常に水の流れがあるのだろう。
 
 少しフラットになった登山道を進むと、根元から二本に分かれた杉の大木がある。その先には「シャレ滝」の案内が出てくる。

 少し沢沿いへ下る。高さは3〜4m程か?岸壁の岩の割れ目に沿うように細い水の流れがある。成る程上品なシャレた滝のようである。下のゴロ岩の中へ落ちる、水流は僅かであった。戻り返してコース道を登る。

 
 沢からは少し外れる険しい崖に取り付き少し長い鎖場を進む。一人ずつ登る毎に登攀を確認し安全を確認しながらよじ登る。その先には見晴らしの良い場所へ出た。足場の狭い岩場だが、晴れ渡る青空に山々が望めた。陽射しがキツい、吹き出る汗に全身ずぶ濡れになってきている。
 
 「大滝」への案内表示に従い岩場の道を少し下り沢筋へと入って行く、水の無い沢のゴロ岩の上を辿ると、やがて岩盤から舐めるように流れる「大滝」に10時10分辿り着いた。日照り続きのためなのか、水流は少ない。ここは尾根にも近く、落差20mと標識はあるが、名称からする程の流れは無かった。少し休憩を入れる。大量の汗に水分補給が追い付かない。もう少し風が欲しい。

 
 休憩の後谷脇の急坂を登る。廻り込んで岩場に張り付いた狭い鎖場を辿ると、「一の滝・二の滝」に到着する。滝壺近くに近寄る。段差になって、深い風呂桶のようなデカイ滝壺である。それなりに見応えがあった。気に入って何枚も写真を撮り暫し佇む。
 
 休憩の後上へ進むが、ここからは、10m程もある断崖絶壁が待ち構える。長い鎖に頼りながらよじ登る。足場の引っ掛けが儘ならぬ岩場もあり、腕の力に頼る箇所も出てくる。慎重に登り切る。
 
 登り詰めたところからの眺めも素晴らしい。天候に恵まれて青空に白い雲、山々の景色には少し癒される。さらに周回コースを進むが、狭い山道が判り辛い。標識もあるもののスマホで地図情報を確め、行きつ戻りつしながら進むと滝の上流にあたる沢筋に出て脇を進む。穏やかな沢筋道ながら登山道はここも判り辛い。張られたロープを確め標識を認めながら進む。今日の気温予想は34度。今週は颱風10号が遠く南方にあって、その影響から週間予報では、曇りか雨の予報が続いていたが、晴れ間を期待して出掛けて来たものの、真夏の陽射しが照り付け、風が無く可成り湿度が高いようで、汗の出が半端ない。何度も水分補給するが、全部が汗に変わっているようである。
  
 倒木のある窪みのところで休憩を取った。せせらぎも無くなり、なだらかな林の中を進むと、やがて八ヶ尾山(677.5m)への分岐に10時55分辿り着く、なおも進み周回下山コースの尾根筋分岐に11時03分到着し、休憩を取る。
 
 ここからは広い登山道に変わってきて、穏やかな尾根筋を進むと、周回下山コースのピーク地点に着く。11時21分通行困難の標識のある三叉路の広い登山道の真ん中に陣取り昼食タイムとした。木陰の中での昼食であった。時折りそよぐ爽やかな風に微睡みながら暫しの休憩の後、12時05分下山を開始する。
 
 下山道は道幅が広く穏やかな周回コース林道である。峠山(630.5m)方面への多紀連山縦走コース分岐を通過する。ジグザグと灌木の林の中を下る。倒木を跨ぎ蜘蛛の巣を払いながら、足元を慎重に下る。林道脇には、石楠花の大木が多く見受けられた。花の頃にも伺いたいところである。杉の植林が出てくると間もなく登山口の東屋が見える。

 12時42分登山口の駐車地点へ無事下山した。出発時には無かった黄色いテントが一張り出現していた。ここはキャンプ地でもある。ビッショリかいた汗を抜い、身の廻りを整え13時00分帰路につく。来た道を戻る。173号線へ出て福住交差点を篠山街道372号線へ入り、亀岡へは13時45分帰着した。お疲れ様でした。

<<コースタイム>>
駐車場9:10〜手洗滝9:15〜肩ヶ滝・弁天滝9:18〜長滝9:30〜シャレ滝9:41〜大滝10:10〜一・二の滝10:16〜八ヶ尾山分岐10:55〜縦走路分岐11:03〜11:25連山峠山分岐(昼食)12:05〜駐車場12:42

記:岡本