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亀岡山岳会(KAC) 
夏 山 合 宿 報 告


平成29年夏山合宿 7月20日(木)〜22日(土) 天候:晴れ

白馬岳(2932m)(夏山合宿)
 

参加者  L:名倉 川村 上原 石橋 吉田 秋山 藤井


 亀岡駅6時5分亀岡駅集合川村号は藤井さんの到着を待ち私の車は、吉田さんの待つコンビニへ向かう。
 予定より少し遅れて栂池高原の駐車場に到着。天気は快晴だが頂上は雲で見えない。駐車場はコンクリートのため、めちゃくちゃ暑い。身支度を整えゴンドラ駅に向かう。

最初カプセルのゴンドラに乗り少し歩いて大きなロープウエイに乗り換える。山頂駅から少し歩き栂池山荘とビジターセンターの間から登り始める。

始めのうちは歩き安かたが、「ごろごろ」石が転がっている歩きにくい道を天狗原に向かう水芭蕉と思われる葉っぱが道の両脇にあった。花も一つ残っていた。雪解け水もながれ歩きにくい。私が少し遅れぎみだったので川村君と二人遅れて行動する、やっと天狗原に到着。

天狗原の湿原は木道で幅は狭く歩きにくい、しかし湿地の高山植物(わたすげ等)が見られた。

ここから上も残雪も有り歩きにくかった。とにかく「ごろごろ」した石の河原の様な道が続く。広い雪田を通過する、先に進んでいる石橋さんの声が聞こえる。広々した乗鞍岳に到着。

乗鞍岳を下っていくと大きな池が見えてくる。

しかし小屋までは池の周りを歩かねばならず、遠く感じた池の周りは雪が一部残って滑れば池に落ちてしまう。

慎重に雪の傾斜を歩きやっと小屋に着く。先発隊も着いたところとのこと。思ったより距離は離れていなかった。

 
 小屋はほぼ満員だった。少し休憩して夕食となる、かねて言われていたように夕食はカレー(カツ付き)だった。おかわり出来る。食事は食堂の前にならばなければいけなかった。ビールで乾杯する。(ロング缶800円)寝間は蚕棚だった。女性は上の棚、男性は下。明日の行動計画を協議する、1時までに小屋に帰れれば栂池山荘まで下りることに決まる。朝食5時、朝食が済みしだい出発とする。8時すぎには眠りにつく。


 朝食はモーニングサービス位のメニュー ハムいり卵など。弁当をもらい出発小屋の前の雪田を越えてまずは小蓮華山をめざして進む。

天気は快晴小蓮華山頂からは剣岳、立山、鹿島槍が少し雲に隠れながらも見えた。



雷鳥の親子に出会う。

小屋までの登りと違っておおむね道は広く歩きやすいお花畑があちこちに見られる。

小屋の近くでコマクサも見られた(人間の手で植えられたように思えた。)

小蓮華を越え三国境を目指す、三国境からは、すぐそこ山頂が見える。ほぼ予定どおり山頂に到着する。



山頂では写真を撮たり、少し休憩し同じコースを下山。小蓮華で昼食、弁当はそぼろご飯であったが量が多くみんな食べられなかった。
帰りも雷鳥に出会う。1時には帰れる目途がついたので栂池山荘に宿泊の予約入れる。予定どおり1時に小屋到着。

小屋に今日は泊まらないことを小屋伝える。身支度して今日中に下山午後はだんだんガスが出てくる。下りは登りより「ごろごろ」の石のため苦戦する。足を何処においたらいいか悩む。ガスが出てきて暑くなくその点は助かった。雪田の下りは岩と雪がまざり雪田の最終部分が歩きづらかった。歩いても、歩いても「ごろごろ」石の連続だった。

やっと栂池山荘に到着する、最後まで悪路の連続だった。栂池山荘では風呂もあり、部屋は狭かったがくつろぐことが出来た。


コースタイム
20日 13:35栂池山荘付近登山口→14:50天狗原→16:20乗鞍岳→17:00大池山荘
21日5:30大池山荘→6:30船越の頭→7:30小蓮華→8:20三国境→9:20白馬山頂
10:20三国境→11:05小蓮華(昼食)11:30小蓮華発→13:00大池山荘→16:30栂池山荘
22日8:45栂池山荘発

名倉 記