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亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


9月例会報告  令和元年9月8日(日)  天候:快晴

能郷白山(1617m)
 

参加者 L:川村、梅井、上原、礒松、名倉、秋山、岡本
児島、吉田、守山、小沢、藤井、山中(13名)


【2日目】
 今回の例会のメインイベントである「能郷白山」へ出発。旅館(大野市)から1時間ほどかけて温見峠(標高1020m)に着く。

 
 峠に車止めがあり岐阜へは行けない。そこに車を停める。

 峠の南側にある登山口を登りはじめる。

 最初はブナ林の程よい登りからスタート、15分ほど登ると、だんだんと道は急になりひたすら下ばかり見て歩く。

 山は、ブナ、ミズナラ、ナナカマドの明るい落葉樹林で、何ヶ所も固定ロープが続く。信用できないロープもあり要注意。
 
やっとの思いで1492m地点にたどり着く。

 白山がはっきり見えてくる。

 
 そこからの登りはゆるやかで灌木と笹の道となり左右の視界が広がり、オオカメオキが赤い実を付け、山道の両側には、りんどう、アキノキリンソウ、藤袴等々秋の花々が癒してくれる、

尾根道をのんびり歩いて一等三角点の山頂に着く。


 山頂の南東端にある白山権現奥社は、台風か何かで無くなっているとの事、しかし、先発隊はそこへ向かった。

昨日同様台風の影響か、強烈な風で祠がなくなっているのが納得出来るような風の中、石で積み上げた祠の後に柱が立ててあり鐘がつるしてある、山頂に到着、記念撮影を済ませて、一等三角点の山頂へ戻った。

山頂からの眺望は、風が強いおかげで、白山は当然、北アルプスの槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳、御岳、中央アルプスに遠く恵那山まで見る事が出来た。

風を避けボーっと見ながらおにぎりを食べはじめる。


 下山開始、1492m地点までは順調に下山するが、その下の急斜面の下山は、滑りやすく、1段が高いところもあり時間を掛けて慎重に下山、疲れました。

 温見峠を3時に出発、途中休憩を取りながら宿の前を通り、中部縦貫自動車道の大野ICから北陸自動車道、舞鶴若狭道の小浜ICで降りて、いつもの道の駅で休憩、国道162号と一般道を通り、道の駅「スプリングひよし」で解散しました。
 2日間天気に恵まれた例会山行でした。参加の皆さん、お疲れ様でした。


 <コースタイム>
温見峠出発 8:45 → スタートから500m地点 9:20 → 1492m地点(別名コロンブスピーク)10:20 → 能郷白山着11:35 12:10下山開始 → 温見峠2:50着

 ★9月7日(土)の「夜叉ヶ池」例会報告はこちらをご覧ください。

記:川村