本文へスキップ
亀岡山岳会(KAC) 
例 会 報 告


4月例会報告 2024年4月7日 天候:晴れ

大岩ヶ岳(384m)
 

参加者  L:上原、川村、大伴、守山、吉田、小澤、西澤


 何日か前の天気予報では雨マークが付いていたので、心配していたが日頃の精進が良く、穏かな天気に恵まれた。亀岡駅北口に7時30分集合、2台の車で出発した。

 昨年より10日程遅れて咲き出した桜が満開を迎え、道々あちらこちらと華やいだ景色で、気持の良い道中となった。途中、栗栖の交差点にあるコンビニで昼食の調達を済ませ、登山口の丸山湿原駐車場へ向かった。日曜日なので、駐車場が空いているか心配したが、幸いにも車は1台も止まっていなかった。8時35分駐車場に到着した。

 
 登山準備を整え8時50分出発、丸山湿原方面へ入って直ぐのところに、「東大岩岳」への尾根コース分岐があり右の山道へ入る。
 
 行き成り急な坂道となるが、直ぐに気持の良い尾根道となる。高い木が少なく、見晴らしが良い、咲き出したばかりのミツバツツジを見ながら行く。今日は25℃を越えて、夏日になると云う予報が出ていた。薄い雲が出て、陽射しが多少柔らでいたので、少し助かったかと思っていたが、歩き出して直ぐ、予報通り暑くなり服装の調整と水分補給で休憩した。

 いくつかアップダウンを繰り返し「東大岩岳」(365m)に到着。

 山頂は絶好の展望ポイント、眼下には湖の形がハート形に見え、幾つになっても幸せな気分になるのは不思議なものだ。記念撮影を済ませて、大岩ヶ岳へ向かう。

 
 山頂からは急坂を下り、鞍部の分岐に出る。「大岩ヶ岳」へ登り返し10時00分丁度に山頂に到着した。

 日曜日なのに、登山客が少なく、山頂でやっと二人目の登山者(トレラン者)と出会った。運良く出会ったので、無理を言って記念写真を写して頂くようにお願いした。
 
 山頂は穏やかな天気に恵まれ、有馬富士を始め、三田の山並みや遠くに六甲山を望み、近くは高層ビル群の街並みを見ながらのんびり出来た。しかし、昼食には早いので、丸山湿原へ向けて下山開始した。

 
 大岩ヶ岳周辺は登山道がいくつも有り、地図とGPSを頼りに下る。
 
 15分程下ると分岐が現われ、丸山湿原方面は「倒木多し通行注意」の標示があり、慎重に下ると、また分岐に出た。分岐を左に取り、やや登り返しの道を進むと、やがて道がハッキリして明るい登山道となった。
 
 暫く下った所に開けた裸地が現われ、小さな木陰を見付けて昼食とした。
 気持の良い天気なので、1時間程その場でゆっくりと過ごしたが、そうもして居られないと言う事で、今日の第二の目的地「丸山湿原」へ向け11時50分に出発した。

 
 暫く下って行くと分岐があり、Uターン気味に戻る感じで進んで行くと、車止めの柵が有り、丸山湿原地帯に入る。更に暫く行くと周遊コースの西分岐に出た。そこで、簡単な地図を持った単独行の登山者が「JR福知山線の道場駅へ行きたいが、道がわからなくなった」と聞いて来られた。我々もさほど詳しい訳では無いが、スマホのGPS付き地図で現在地と進むべき方向を確認して頂いた。今回のコースの様にいたるところに分岐があり、不明瞭な分岐で方向を間違える可能性が大きい。そのような場合、スマホのGPS付き地図は非常に心強い味方となってくれる。

 西分岐の道標を左に入り「第二湿原」の展望台に出た。4月とは云え湿原はまだ冬の景色で、枯草が覆い荒涼としてる。湿原が緑になり花の咲く時期に再度訪れたいと思った。尚、丸山湿原の詳しい内容は前回の個人山行報告をご覧ください。

 
 西分岐に戻り、西回りコース周回路で鉄塔の下を潜り南分岐を左に取り「第四湿原」経由「第一湿原」の視点場へ出た。

 広い「第一湿原」の中央部に張り出す展望台である。周回コースには至る所にベンチがあり、散策者に優しいコースとなっている。

 視点場を後に「第三湿原」の木道を通り、駐車場へ13時20分無事下山しました。
 最後に、山名が「大岩ヶ岳」と「大岩岳」の二通りある。国土地理院の地図とYamapでは「大岩岳」ヤマケイの地図や山頂の標示板では「大岩ヶ岳」となっている。どちらが正しいかわからないが「大岩ヶ岳」で報告しました。

<<コースタイム>>
丸山湿原駐車場8:50→東大岩岳9:30→10:00大岩ヶ岳(山頂)10:15→11:00裸地(昼食)11:50→第二湿原12:20→第一湿原12:55→駐車場13:20

記:上原